2019.6.4 20:55

謹慎説の金正恩氏妹は健在 銃殺報道の高官も生存か

謹慎説の金正恩氏妹は健在 銃殺報道の高官も生存か

特集:
北朝鮮問題

 北朝鮮国営メディアは4日、金正恩朝鮮労働党委員長が3日、平壌で開幕したマスゲーム・芸術公演「人民の国」を観覧、妹の金与正党第1副部長も同行したと報じた。韓国紙、朝鮮日報は先月末、2月の米朝首脳会談決裂を受け、秘書役を務めてきた金与正氏が謹慎を命じられたと伝えていたが、健在が確認された形だ。

 一方、米CNNは4日、同じく朝鮮日報が銃殺刑に処されたと報じていた金革哲米国担当特別代表は生存しており、拘束下で取り調べを受けていると報じた。複数の消息筋の話としている。

 金与正氏は昨年来、米朝首脳会談や南北首脳会談に毎回同行していたが、4月の金正恩氏のロシア訪問に同行せず、米朝会談決裂の責任を問われたとの臆測が出ていた。

 ただ、CNNは消息筋の話として、金革哲氏はなお厳罰に処される可能性があるとした。金英哲氏も強制労働は誤報だったものの、ほぼ実権を失った状況だと指摘。北朝鮮側が金英哲氏を登場させたのは米朝交渉を完全に打ち切ったわけではないとのシグナルを送るためだとの分析も伝えた。(共同)