2019.6.2 14:44

ほらふき漫才・横山たかしさん死去 上方漫才に多大な功績 

ほらふき漫才・横山たかしさん死去 上方漫才に多大な功績 

亡くなった横山たかしさん(左)と相方の横山ひろし

亡くなった横山たかしさん(左)と相方の横山ひろし【拡大】

 ベテラン漫才コンビ、横山たかし・ひろしの横山たかし(よこやま・たかし、本名・山高孝=やまたか・たかし)さんが1日午前3時51分、多臓器不全のため、大阪市内の病院で死去した。70歳だった。2日に所属事務所が発表した。

 たかしさんはヘルニアを伴う脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)で2014年4月と6月に手術を受け、8月に車いすに座って仕事復帰したが、16年8月に3度目の手術。18年1月には腸腰筋膿瘍(ちょうようきんのうよう)の手術を受け、5月に車いす姿で舞台復帰し、以降、リハビリを継続していた。

 最後の出演は昨年12月24日、大阪・阿倍野で行われた寄席だった。今年に入ってからは休演が続き、4月上旬に体調が優れず、検査入院すると、あらゆる数値が思わしくなく、そのまま入院生活を送っていた。葬儀はこの日、故人の遺志で密葬として執り行われた。後日、お別れの会を営む方向で検討中だという。

 愛媛県出身。1968年4月に俳優・曾我廼家明蝶主催の明蝶芸術学院に入学し、相方の横山ひろし(72)と出会い、同年8月に師匠の横山やすしさんに弟子入りした。71年頃から徐々に漫才の形を現在の「ほらふき漫才」に変化させていき、91年頃から「大金持ちのお坊ちゃま」のキャラクターに合わせた金のラメスーツを着用し、現在の横山たかしひろしの漫才が確立した。94年には「上方漫才大賞」を受賞するなど、上方漫才に多大な功績を残した。