2019.6.1 22:49

エルトン・ジョン、ロ検閲で抗議 半生描いた映画、同性愛の場面カット

エルトン・ジョン、ロ検閲で抗議 半生描いた映画、同性愛の場面カット

同性婚相手(右)と共にカンヌ国際映画祭の会場を訪れたエルトン・ジョンさん=5月16日、フランス・カンヌ(ロイター)

同性婚相手(右)と共にカンヌ国際映画祭の会場を訪れたエルトン・ジョンさん=5月16日、フランス・カンヌ(ロイター)【拡大】

 英人気歌手、エルトン・ジョンは1日までに、自らの半生を描いた映画「ロケットマン」の公開を控えたロシアで一部の場面が検閲でカットされたとして、抗議の声明をツイッターを通じ発表した。BBC放送によると、ジョンが同性愛者であることを表した場面が検閲対象となったという。

 ジョンは「われわれの社会が分断されていることの表れであり、悲しい」とロシアの配給会社による検閲を批判した上で、世の中から差別や偏見をなくすために努力を続けると強調した。

 BBCによると、男性同士の性描写を含む計5分程度の場面のほか、エンディングでジョンの同性婚相手を紹介した部分も削除されたという。

 配給会社はタス通信に対し、ロシアの法律に従って一部を修正したことを認めた。一方、ロシア当局は、政府側から配給会社に修正を要求したわけではないと説明した。

 ジョンは「僕の歌は君の歌」などのヒット曲で知られ、映画は日本でも8月に公開される。(共同)