2019.5.17 16:15

駐在所襲撃の元大学生起訴 強盗殺人未遂罪で富山地検

駐在所襲撃の元大学生起訴 強盗殺人未遂罪で富山地検

 富山市の富山西署池多駐在所で1月、警察官が襲われ軽傷を負った事件で、富山地検は17日、強盗殺人未遂の罪などで元富山大生の前田将輝容疑者(22)を起訴した。地検は認否を明らかにしていない。2月6日から約3カ月間、前田被告の精神状態を調べるため鑑定留置を実施した結果、刑事責任能力に問題がないと判断した。

 捜査関係者によると、前田被告は襲撃の動機について「交際していた女性に振られて、自殺するために拳銃を奪いたかった」との趣旨の供述をしているという。ロープも所持しており、拳銃を奪えなくても、ロープで自殺するつもりだった可能性がある。

 起訴状によると、前田被告は1月24日、池多駐在所で拳銃を奪おうと、重さ約1・35キロのハンマーで山本宏樹巡査部長(31)の頭を殴打した上、刃渡り約13センチの小刀で顔を切り付け、首を刺すなどして殺害しようとしたとしている。

 地検は襲撃に使った小刀や駐在所に向かう際に乗った自転車を盗んだとして、窃盗罪などでも起訴した。