2019.5.17 20:12

池袋暴走事故、妻子亡くした男性「厳罰に処してほしい」 飯塚元院長からの謝罪申し出断る

池袋暴走事故、妻子亡くした男性「厳罰に処してほしい」 飯塚元院長からの謝罪申し出断る

 東京・池袋で乗用車が暴走し、母子2人が死亡した事故で、車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(87)が警視庁の任意の事情聴取に「ブレーキをかけたが利かなかった」と説明していることが17日、捜査関係者への取材で分かった。

 警視庁は自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで捜査している。元院長は胸の骨を折る重傷を負って入院しているが、近く退院する見通し。警視庁は現場で、本人立ち会いの下、事故当時の状況を調べる方針。

 事故から間もなく1カ月となり、妻の松永真菜さん(31)と長女莉子ちゃん(3)を失った会社員の男性(32)は17日、都内で記者会見し、「絶望感が増し、生き地獄のような日々を送っている」と心境を語った。飯塚元院長から謝罪の申し出があったが、断ったことを明かし、「死を受け入れるのに精いっぱい。2人の未来を一瞬で奪った。厳罰に処してほしい」と声を震わせた。