2019.5.17 18:38

大津の園児死傷事故で女起訴 右折で考え事か「衝突音で初めて相手の車に気付いた」

大津の園児死傷事故で女起訴 右折で考え事か「衝突音で初めて相手の車に気付いた」

 大津市の交差点で車同士が衝突し、弾みで1台が保育園児らの列に突っ込んで16人が死傷した事故で、大津地検は17日、右折の際に考え事をしていて安全確認を怠ったとして、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪で、乗用車を運転していた新立文子容疑者(52)=同市=を起訴した。

 起訴状によると、新立被告は8日午前10時15分ごろ、大津市内の交差点を右折する際、考え事をして、対向車線を直進する車に注意せず、時速約10キロで走行し、直進してきた軽乗用車に衝突。暴走した軽乗用車が歩道で信号待ちをしていた保育園児らの列に突っ込み、2人を死亡させ、14人を負傷させたとしている。 地検は、至近距離に迫った軽乗用車を発見して急ブレーキをかけたが間に合わずに衝突したとみている。

 県警によると、新立被告は「衝突音で初めて相手の車に気付いた」と供述していた。軽乗用車の無職下山真子さん(62)についても任意で捜査を続けている。