2019.5.2 15:09

藤山直美が3年ぶり大阪松竹座公演に意気込み

藤山直美が3年ぶり大阪松竹座公演に意気込み

大阪松竹座5月公演「笑う門には福来たる~女興行師 吉本せい~」囲み取材。(左から)西川忠志、田村亮、喜多村緑郎、藤山直美、林与一、石倉三郎

大阪松竹座5月公演「笑う門には福来たる~女興行師 吉本せい~」囲み取材。(左から)西川忠志、田村亮、喜多村緑郎、藤山直美、林与一、石倉三郎【拡大】

 女優の藤山直美(60)が2日、大阪市中央区の大阪松竹座で3日に初日を迎える舞台「笑う門には福来たる~女興行師 吉本せい~」(26日千秋楽)の公開通し稽古前に会見した。初期乳がんの治療を経て昨年10月に舞台復帰。“ホーム”松竹座は3年ぶり。

 「(復帰後)花道のある舞台が初めて。体力もちょっとずつ戻ってきてるような感じなので、大阪のお客さんに喜んでもらえたらと思ってます」

 大阪・船場で3代続く荒物問屋に稼いだ米殻商の娘、吉本せいが、商いより芸人や寄席に夢中の夫、泰三と“日本一の興行師”を目指す舞台。2回の休憩を挟み、約4時間の芝居を1カ月弱続ける。

 「皆さんに無理しないように見えないところでサポートしてもらってるなってすごい感じます。でも、100%ではないけど、だいぶ戻ってきたなって実感はあります」

 泰三役の俳優、田村亮(72)も「稽古の段階からエンジン全開で笑わせてくれる」と、完全復活近しを実感。実際、直美は会見でも報道陣を爆笑させた。

 令和になった瞬間を聞かれ「飛び込んでませんよ」と、松竹座最寄りの道頓堀川であったダイブをネタにニヤリ。

 「ホテルにいて、テレビ見ながら、平成に感謝して、令和が良き年になるように願ってました。令和で初めてのお芝居ですが、どの時代でもお客さんに喜んでもらえるお芝居しか考えてない」

 一転、真面目な口調で「私も還暦になって固形燃料も少なくなってきた。私は喜劇担当。お客さんに喜んで笑っていただけるお芝居をやるために全部固形燃料を使おうと思ってる」と生涯喜劇女優を宣言。

 「今から大阪城を買うつもりもないし、自家用機でハワイに行くつもりもない。固形燃料はお客さんに喜んでいただくために使わせてもらう。いい年になりますようにじゃなく、みんながいい年になるように努力させていただきたい」とジョークを交え、改めて誓った。