2019.4.30 17:04

天皇陛下最後のお言葉 政府が「退位礼正殿の儀」前に閣議決定

天皇陛下最後のお言葉 政府が「退位礼正殿の儀」前に閣議決定

平成最後の閣議に臨む(左から)吉川貴盛農水相、宮腰光寛沖縄北方担当相・1億総活躍担当相・少子化対策担当相、原田義昭環境相、菅義偉官房長官、安倍晋三首相、河野太郎外務相、石井啓一国土交通相、茂木敏充経済再生担当相=30日午後、首相官邸(春名中撮影)

平成最後の閣議に臨む(左から)吉川貴盛農水相、宮腰光寛沖縄北方担当相・1億総活躍担当相・少子化対策担当相、原田義昭環境相、菅義偉官房長官、安倍晋三首相、河野太郎外務相、石井啓一国土交通相、茂木敏充経済再生担当相=30日午後、首相官邸(春名中撮影)【拡大】

 政府は30日の閣議で、憲政史上初めてとなる譲位の儀式「退位礼正殿(せいでん)の儀」で天皇陛下がご在位中に述べられる最後のお言葉と、安倍晋三首相が感謝の意を伝える「国民代表の辞」を決定した。

 首相は同日の閣僚懇談会で「天皇陛下は本日限りでご退位される。平成の30年、常に国民に寄り添ってこられた天皇、皇后両陛下の歩みに思いをいたし、改めて心から感謝申し上げたい」と述べた。

 退位礼正殿の儀は午後5時に国事行為として皇居・宮殿「松の間」で行われ、陛下のお言葉に先立ち首相が国民代表の辞を述べる。陛下が先に発言されると「自らの意思で譲位」と解釈され、天皇の政治関与を禁じた憲法に抵触する恐れがあることを踏まえた。

 退位礼正殿の儀には皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻をはじめ、女性を含む成年皇族方が陪席される。首相のほか衆参両院議長、閣僚らが参列する。(産経新聞)