2019.4.28 11:00(1/2ページ)

【朝ドラのころ】松嶋菜々子(5)すずちゃんは頼もしい“ベテラン”

【朝ドラのころ】

松嶋菜々子(5)すずちゃんは頼もしい“ベテラン”

特集:
朝ドラのころ
“親子役”を演じる松嶋(右)とすず。新旧ヒロインの夢の共演だ(NHK提供)

“親子役”を演じる松嶋(右)とすず。新旧ヒロインの夢の共演だ(NHK提供)【拡大】

 23年ぶりに朝ドラ「なつぞら」からお話をいただいたとき、二つ返事でお受けしました。ヒロインの育ての母の柴田富士子を演じています。母親役ということで、そういう年齢になったんだなと、ぜひやってみたいと思いました。「ひまわり」でお世話になった監督や美術の方もいらして懐かしいですね。

 ヒロインの広瀬すずちゃんを見ていると、自分のあの頃を思い出しますが、すずちゃんは、当時の私とはレベルが全然違います。安定感があるし、頼もしい“ベテラン”です。私からアドバイスをすることは全くありません。「疲れてない?」と声をかけると「大丈夫です。でも、体は正直ですね」と話していて、私は精神的に追い込まれることもあったので、さすがだなと思っています。すずちゃんはお姉さん(女優の広瀬アリス)ととっても仲が良いそうです。北海道ロケでは「このカイロがいいですよ」とお薦めしてくれました。

 プライベートでは私も母親なので、この富士子役には実感を込められますし、すごく想像力を働かせなくても、素直な気持ちで演じることができています。子役たちの役者魂にも感心しました。

 今回の出演を決めたとき、家族は「よかったね」と応援してくれました。全面的に協力してくれているからこそ仕事を続けてこられましたし、今回のお話をいただくことができたのだと思います。この環境があってこそなので、本当に感謝しています。

 「ひまわり」の撮影が終わってから幅広い年齢の方に声をかけられましたが、そのときに、朝ドラはみんなが見ていることを実感しました。役名の「のぞみちゃん」や作品名から「ひまわりちゃん」と呼ばれ、全国区はこういうことなんだと知ってうれしかったです。

【続きを読む】