2019.4.25 22:33

ゴーン前会長が再び保釈 妻との接触禁ずる異例条件も

ゴーン前会長が再び保釈 妻との接触禁ずる異例条件も

保釈され、東京拘置所を出るカルロス・ゴーン被告(中央)=東京都葛飾区(撮影・桐原正道)

保釈され、東京拘置所を出るカルロス・ゴーン被告(中央)=東京都葛飾区(撮影・桐原正道)【拡大】

 東京地裁は25日、前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(65)=会社法違反(特別背任)の罪で追起訴=の再保釈を認めた決定を不服とした東京地検特捜部の準抗告を棄却した。ゴーン被告は保証金5億円を既に納付。同日夜、勾留されていた東京拘置所を出た。

 地裁が、ゴーン被告に証拠隠滅の恐れはあると判断した上で、公判準備への影響や健康状態などを重視して保釈を認めたことが関係者への取材で判明。裁判所の許可を得ないで妻キャロルさんと接触することを禁止する条件を付けたことも分かった。家族との接触禁止が保釈の条件となるのは異例。

 弘中惇一郎弁護士は報道陣の取材に「良かったと思う。検察側が激しく反対したので不安もあった」と話した。

 弘中氏によると、キャロルさんとの接触禁止以外は、海外渡航の禁止や携帯電話の使用制限など3月6日にいったん保釈された時と同じ条件が付いた。1回目の保釈で10億円の保証金を納めており、今回と合わせて15億円になった。