2019.4.25 12:00

結成2年のSTU48、夢の船上劇場「STU48号」で公演スタート/週末エンタメ

結成2年のSTU48、夢の船上劇場「STU48号」で公演スタート/週末エンタメ

特集:
週末エンタメ芸能記者コラム

 瀬戸内7県を拠点とするアイドルグループ、STU48の船上劇場「STU48号」が今月16日に就航した。白をベースにSTUカラーの青のラインが入った外観で、観客約300人を収容。広島港を母港に、今後は瀬戸内を回って公演が行われる。

 オリジナル公演「GO!GO!little SEABIRDS!!」はTHE CONVOY SHOWを主宰する今村ねずみ氏(60)が構成と演出を担当。瀬戸内から羽ばたく少女たちという意味で命名され、姉妹グループの劇場公演にはない仕掛けの連続だ。

 開演時に海をイメージした青い布が客席の頭上を通過し、布が取り払われると視界の先にメンバーの姿が。姉貴分のAKB48のカバー、松任谷由実(65)の荒井由実時代の名曲「瞳を閉じて」など海ソングカバー、STUの楽曲の3部構成。AKBグループの劇場公演ではおなじみのゆるい話題を語るMCパートは1回限りで、自己紹介も「恋するフォーチュンクッキー」のインストゥルメンタルに乗せてテンポ良く行われ、中だるみを感じさせない。

 初日公演メンバーはキャプテンの岡田奈々(21)、エースの瀧野由美子(21)の主要メンバーのみならず、研究生も抜てきされ、バラエティーに富んだ。今村氏は「ロングラン公演に耐えられる技術があり、何が何でもやるぞと取りに来ている感じの子たちを選んだ」。センターは曲によって交代する変則型で、森下舞羽(14)は「フライングゲット」でセンターに初挑戦した。メンバーのソロパートもあり、瀧野は特技のサックスを演奏。甲斐心愛(15)はややおぼつかないウクレレ演奏で和ませ、バレエをしなやかに踊った研究生の中村舞(20)は美しい立ち姿が目を引いた。

 クライマックスは再び青い布が客席を通過し、布が取り払われると公演名が書かれたフラッグだけがぽつん。瀬戸内の少女たちが海に帰ったという設定でメンバーはステージから姿を消し、最後まで飽きさせないアトラクションのようだった。(小山 理絵)