2019.4.23 14:42

工藤会トップらに約6400万円賠償命令 福岡地裁

工藤会トップらに約6400万円賠償命令 福岡地裁

 特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)が関与したとされる元福岡県警警部銃撃と歯科医襲撃の被害者が、工藤会トップの野村悟被告(72)ら幹部4人に計約1億1000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、福岡地裁(鈴木博裁判長)は23日、約6400万円の支払いを命じた。

 野村被告は「道義的責任を感じている」とする陳述書を提出。見舞金を支払う意向を示したが、和解協議では折り合えなかった。訴訟の中で、野村被告が所有する複数の不動産が仮差し押さえを受けている。

 野村被告らは、殺人や組織犯罪処罰法違反(組織的な殺人未遂)の罪で起訴され、地裁で公判前整理手続き中。組織犯罪処罰法違反事件では、実行役の確定判決で、野村被告の指揮命令が認定されている。