2019.4.16 20:19

阿蘇山でごく小規模な噴火 16年以来、中岳第1火口

阿蘇山でごく小規模な噴火 16年以来、中岳第1火口

 気象庁は16日、熊本県の阿蘇山の中岳(標高1506メートル)の第1火口で同日午後6時28分、ごく小規模な噴火が発生したと発表した。火口から約1キロ範囲で飛散する大きな噴石や火砕流、風下では火山ガスに警戒を呼びかけた。阿蘇山の噴火は2016年10月8日以来。

 気象庁によると、噴煙は火口縁上200メートルに達し、北西に流れた。噴火に伴う空振は観測されていない。火山性地震は多い状態が続いている。

 噴火を受け、政府は首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。熊本県阿蘇市によると、阿蘇山の噴火警戒レベルは「火口周辺規制」の2を維持し、中岳第1火口から約1キロ圏の立ち入り規制も変更しない。

 阿蘇山は噴火の恐れが高まったとして14日に噴火警戒レベルを1の「活火山であることに留意」から2に引き上げた。周辺自治体などでつくる阿蘇火山防災会議協議会は、火口から約1キロ圏への立ち入りを規制していた。