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【関西レジェンド伝】原田伸郎(2)有線で20分おきに「赤とんぼの唄」

【関西レジェンド伝】

原田伸郎(2)有線で20分おきに「赤とんぼの唄」

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あのねのねは一気にブレーク。女性ファンも大勢ついた

あのねのねは一気にブレーク。女性ファンも大勢ついた【拡大】

 京都市中京区のど真ん中にあった旅館の住み込みアルバイトを同級生の笑福亭鶴瓶から引き継ぎ、清水国明さんと出会いました。京産大の1年先輩なんだけど、清水さんと鶴瓶はもともと同じ学生アパートに住んでいて、同じバイトをしていたわけです。

 朝5時に起きて、布団をあげて、朝食の配膳、部屋の掃除。その後、大学に行こうとするんだけど、三条大橋の手前にパチンコ店があって、ついつい寄ってしまう。で、お金をすって、橋を渡らずに旅館に戻り、屋上で清水さんと一緒にギターを弾いてました。旅館に来た修学旅行の高校生の前で、清水さんはギターを弾き、僕は落語をやった。そこでお客さんの心をつかむコツをつかんだかな。

 米国のピーター・ポール&マリー(PPM)という男2人、女1人のフォークグループが好きだったので、そのスタイルにあこがれてました。清水さんと僕と、鶴瓶の奥さんになる玲子ちゃんと3人グループを組んで、ヤマハ・ライトミュージック・コンテストの京都大会に出て、円山公園音楽堂で「ひょっこりひょうたん島」を演奏。鶴瓶は客席で踊ってました。6位でしたね、6組しか出てなかったけど。

 そのうち、清水さんがアルバイトを見つけてきたんです。河原町にあるビルの屋上ビアガーデンで歌うと、30分公演を2回やって2000円もらえる。「あのねのね」のグループ名は、当時はカタカナのグループが多かった中、印象に残るのがいいなと思い、考えました。五十音順でも「あ」は先頭ですしね。

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