2019.3.21 17:49

ソフトバンク、野球VR中継 ヤフオクドームで5G実験

ソフトバンク、野球VR中継 ヤフオクドームで5G実験

VR空間での野球観戦を楽しむソフトバンクホークスファン。ゴーグルには5Gで臨場感のある立体映像が映し出されている=21日、福岡市

VR空間での野球観戦を楽しむソフトバンクホークスファン。ゴーグルには5Gで臨場感のある立体映像が映し出されている=21日、福岡市【拡大】

 ソフトバンクは21日、プロ野球のオープン戦が開催された福岡市のヤフオクドームで、観客がゴーグル型の仮想現実(VR)端末を装着して立体的な3Dの中継映像を楽しむ実証実験を行った。2020年ごろの本格導入が見込まれている次期通信規格の第5世代(5G)通信システムを活用しており、約10人が実験に参加した。

 技術が改良されて将来実用化されれば、離れた場所でも球場にいるような臨場感のある観戦体験ができそうだ。

 この日のオープン戦は福岡ソフトバンクホークスと東北楽天ゴールデンイーグルスの対戦で、グラウンド脇やスタンドに計4台のカメラを設置した。観戦者がVR端末を操作して視点を切り替えると、ベンチ前の選手の様子や、投手が投げたボールの動きなどを目の前にいるかのように視聴できるのが特色だ。

 また、VR空間に視聴者の分身を再現し、離れた人とまるで隣にいるかのように会話しながら観戦できる機能も設けた。

 体験した福岡県筑後市の男性(54)は「臨場感があり、自宅でも見てみたいと思った。映像がもう少し鮮明になるといい」と話した。