2019.3.17 11:40

来年デビュー40周年の鈴木雅之が新境地を開いた新アルバムに注目/芸能ショナイ業務話

来年デビュー40周年の鈴木雅之が新境地を開いた新アルバムに注目/芸能ショナイ業務話

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新アルバムをリリースした鈴木雅之

新アルバムをリリースした鈴木雅之【拡大】

 ボーカリスト、鈴木雅之が新アルバム「Funky Flag」で新たな一面を披露した。

 これまでさまざまな恋模様の楽曲を“自分色”に染めてきた鈴木だが、今作では“他人色”に染まることに挑戦した。

 1曲ごとに異なるプロデューサーが音源制作を担当し、小西康陽氏、本間昭光氏、松尾潔氏ら日本を代表する音楽プロデューサー陣に加え、ギタリストの布袋寅泰、THE ALFEEの高見沢俊彦らアーティストもプロデューサーとして参加。さらに、タレントのいとうせいこう、女優の伊原六花、いきものがかりの水野良樹、作詞家の森雪之丞らが作詞作曲やレコーディングに加わり、豪華メンバーによって見事に鈴木が染め上げられている。

 制作に1年半を費やした同作はアルバムは2016年の還暦記念盤「dolce」の発売後、次の目標として“古希ソウル”を掲げた鈴木が「ゴールではなくスタートの作品を作りたい。今まで楽曲を自分色に染めていたが、さまざまなプロデューサーズ色に染まってみよう」と企画した。

 レコーディングの中でも印象的だったのは布袋がプロデュースと作曲、編曲を担当したロック調の「愛のFunky Flag」だったという。

 布袋とのレコーディングは、1986年の初のソロシングル「ガラス越しに消えた夏」に布袋がギターで参加して以来33年ぶり。レコーディングは布袋が拠点を置くロンドンで行い、「オレがリクエストを出していたこともあって、布袋がエンジニアもミュージシャンもロンドンのスタッフを使いたいというので、じゃあオレも行くわって。25年ぶりくらいにロンドンに行きました。現地のスタッフやミュージシャンと会って制作もしたので、とてもいい刺激的な時間でしたね」と充実の笑みを浮かべた。

 アルバムにはこのほか、高見沢がプロデュースと作詞作曲、編曲を務めたアップテンポナンバー「デリケートな嘘」、水野が書き下ろし、伊原がコーラスを務めたラブソング「ラブ・ドラマティック feat.伊原六花」など11曲を収録。

 アップテンポな曲が多く、鈴木は「鈴木雅之といえば何となくバラーディア、バラードっていうイメージを少なからず、みんな持っていると思う。だんだん年を重ねていってミディアムバラードからバラードになるような、ちょっと落ち着いた自分になっていくのが普通だけれど、今回はアップテンポな曲が多くてファンキー。まだまだやらなきゃいけないことはいっぱいあるので止まっていられない。まさにファンキーなアルバムになった」と胸を張った。

 4月6日からは全国ツアーがスタート。自身が目標に掲げる“古希ソウル”に向けてロケットスタートを切ったラブソングの王様のファンキーなステージにも注目が集まりそうだ。(ちゅん)

  • 鈴木雅之のアルバム「FunkyFlag」のジャケ写