2019.3.16 20:32

アイス「ブラックモンブラン」50周年で首都圏に本腰

アイス「ブラックモンブラン」50周年で首都圏に本腰

ご当地アイス「ブラックモンブラン」の首都圏への本格進出を目指す竹下製菓の竹下真由社長=佐賀県小城市

ご当地アイス「ブラックモンブラン」の首都圏への本格進出を目指す竹下製菓の竹下真由社長=佐賀県小城市【拡大】

 九州で根強い人気があるご当地アイス「ブラックモンブラン」が今年5月に誕生50年を迎えるのを機に、製造する佐賀県の竹下製菓は首都圏への本格進出を目指す。長年食べ続けた九州出身の首都圏在住者からの熱い要望に応え、一部の小売店や飲食店にとどまる販路を拡大したい考えだ。

 ブラックモンブランは、あっさりとしたバニラアイスをチョコレートとクッキークランチで包んでいる。同社の3代目、故竹下小太郎前会長が欧州アルプス最高峰モンブランを眺めた際、「白い雪山にチョコレートをかけて食べたらおいしそうだ」と思ったことが開発のきっかけだ。

 外国製のアイス製造機が高額だったため国産機を開発し、寒い時期もおいしく食べられるように濃厚な味にするなど工夫を重ねた。5代目で、孫の竹下真由社長(37)によると「当時はバニラだけなど単純なアイスが主流だった中で、先進的な商品だった」という。

 希望小売価格は税抜き110円。関連商品を含めて年間約2000万本が売れ、累計販売本数は10億本を超える人気商品に育った。