2019.3.16 08:39

新特急「富士回遊」が出発 世界遺産に外国人取り込み

新特急「富士回遊」が出発 世界遺産に外国人取り込み

駅長の合図でJR新宿駅を出発する特急「富士回遊」

駅長の合図でJR新宿駅を出発する特急「富士回遊」【拡大】

 JR東日本の新宿駅(東京都新宿区)と富士急行の河口湖駅(山梨県富士河口湖町)を最短1時間52分で直結する新たな特急「富士回遊」が16日デビューし、新宿駅で出発式が開かれた。首都圏からのアクセス向上で、世界文化遺産の富士山周辺や停車駅にもなっている遊園地「富士急ハイランド」(山梨県富士吉田市)に向かう訪日外国人客の取り込みを狙う。

 JR東によると、富士回遊は2017年に登場した新型車両E353系を主に使用。JRの新宿-大月(山梨県大月市)間は、新宿と甲府などを結ぶ特急「かいじ」と連結して運行する。大月駅でかいじと富士回遊を切り離し、大月-河口湖間は富士急行線を走る。富士急に直通で乗り入れる富士回遊の登場で、新宿と河口湖の間は、乗り換え時間を含め約30分の短縮となる。

 毎日2往復し、新宿からの下りは午前、河口湖からの上りは午後に出発する。6月30日までの土曜、休日は臨時列車としてもう1往復する予定。

  • 鉄道ファンのカメラに見送られながら出発した特急「富士回遊」=JR新宿駅