2019.3.15 12:39

部下にわいせつの元警部補2人、二審も有罪「卑劣で破廉恥」

部下にわいせつの元警部補2人、二審も有罪「卑劣で破廉恥」

特集:
わいせつ事件簿

 職場の飲み会で部下の女性警察官にわいせつな行為をしたとして強制わいせつ罪に問われた元福岡県警警部補の於保重信被告(60)と枝尾光博被告(59)の控訴審判決で、福岡高裁は15日、「職場の力関係に乗じた犯行で、卑劣で破廉恥だ」として、一審福岡地裁に続き2人に有罪を言い渡した。

 判決は於保被告が懲役1年4月、執行猶予3年。枝尾被告が懲役1年6月、執行猶予3年。

 弁護側は、悪ふざけで性的意図はないと無罪を主張。鬼沢友直裁判長は、枝尾被告が女性警察官に覆いかぶさり、腰を振っていることから「性的な意味合いが強く、わいせつ行為に当たる」と判断。体を押さえ付け逃げられないようにしたとして、於保被告の共謀も認めた。

 一、二審判決によると、2人は県警留置管理課に所属していた2015年9月、福岡市の居酒屋での懇親会で、40代の女性警察官の体を無理やり触った。

 2人は17年3月に在宅起訴され依願退職した。