2019.3.15 05:02

「そだねー」商標登録申請、事実上却下 六花亭などに特許庁が通知

「そだねー」商標登録申請、事実上却下 六花亭などに特許庁が通知

2018年2月、平昌冬季五輪カーリング女子3位決定戦で銅メダルを獲得したロコ・ソラーレの選手たち。競技中に使った「そだねー」は流行語大賞になった

2018年2月、平昌冬季五輪カーリング女子3位決定戦で銅メダルを獲得したロコ・ソラーレの選手たち。競技中に使った「そだねー」は流行語大賞になった【拡大】

 平昌冬季五輪のカーリング女子で銅メダルを獲得したロコ・ソラーレ(北海道北見市)の選手らが使い、2018年の流行語大賞となった「そだねー(そうだね)」を巡り、特許庁が道内の3法人が出願していた商標登録を事実上却下する通知を昨年11月に送っていたことが14日、分かった。

 特許庁は他にも、札幌市と大阪府八尾市の個人や山梨県山梨市の法人などに対して同様の措置を取った。流行語として認知されており、幅広く商品に利用されている点を理由に挙げているという。

 ロコ・ソラーレの鈴木夕湖(27)の母校で、2018年2月に出願した北見工大の生協は「特定企業による独占回避が目的だった。却下を歓迎したい」として、特許庁の判断を重視する考えだ。同大生協は「そだねー」をあしらったTシャツなどを販売し、18年度までに売り上げから45万円を競技団体に寄付している。

 北海道の残る2法人は帯広市の菓子メーカー六花亭と札幌市の食品会社。銅メダル獲得から間もない18年2、3月に出願していた。

 「そだねー」の商標登録を巡っては、出願企業に対し「無関係の企業がなぜ出願するのか」といった問い合わせや批判が寄せられ、取り下げるケースもあった。