2019.3.12 11:30

がん闘病から復活!大橋純子の気持ちよすぎる~茜色のシルエット~/芸能ショナイ業務話

がん闘病から復活!大橋純子の気持ちよすぎる~茜色のシルエット~/芸能ショナイ業務話

特集:
芸能ショナイ業務話
がんからの復帰を報告した大橋純子

がんからの復帰を報告した大橋純子【拡大】

 貴重な場所に立ち会えた。食道がんを乗り越えた歌手、大橋純子(68)が7日に生放送された日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」で歌手復帰した。闘病後初となる“ステージ”をスタジオの片隅で見る機会に恵まれたのだ。

 昨年3月に早期の食道がんを公表後、治療に専念していた歌姫は、今月6日に復帰会見を行い、翌7日の同番組で代表曲「シルエット・ロマンス」を生歌唱し、仕事復帰することを発表した。

 偶然のタイミングでその場に居合わせることができたのだが、スタジオに登場した本人はがんを克服した人物とは思えないほど快活な笑顔。「ご心配をおかけしましたが、元気に生還いたしました」と視聴者にあいさつし、メインキャスターの宮根誠司(55)らに闘病の経緯を告白。放送当日、東京から大阪の読売テレビに新幹線でやってきたのが病克服後、初の“旅行”であることをうれしそうに語り、CM明けとなる出番の最後に「シルエット・ロマンス」を熱唱した。

 子供時代から聴いていたその歌声を生で感じたい、とCMの合間にスタジオに急いで駆け込んだのだが、通常より大勢のテレビ局員らスタッフも集まっていた。

 CM中の大橋は衣装のしわやメークを手直しながら、その時を悠然と待っているように見えた。歌唱前のオンエアでは「人前で歌うのは(昨年4月の入院以来)初めて」と緊張していた様子も見せていたが、CM明けが近づく1秒ごとに表情が凜と引き締まり、キャリア45周年のすごみに満ちていた。

 実際、その歌声はとても力強く、病気はもちろん、年齢も感じさせない伸びのある歌声で、♪●(=歌記号)茜色のシルエット~ シルエット~とどんどん高音になっていく難しい持ち歌をいとも簡単に歌い上げていた。

 歌唱が終わるとスタジオ中は拍手喝采。大橋は「気持ちよかった~」と少女のように叫び、歌手復帰がかなった喜びとしっかり歌い上げることができた自身にも感激している様子だった。

 出番が終了すると、楽屋からはスタッフと喜び合う声が聞こえた。それは、たとえば陸上選手がゴールした瞬間のような風景にも見えた。

 病気を克服するために、ベッドに横たわっていた当時の大橋は、人前で歌う日を夢見て頑張っていたに違いない。改めて、“目標”が人に生きる気力を与えると実感したし、苦しい人生経験もパワフルな歌声にさらなる深みをもたらしているのかもしれない、と思った。

 5月22日にはアルバム「Terra3」を発売し、同24日から全国ツアーを行う大橋。再出発で頑張る姿はがんと闘う人々にとって当然ながら勇気を与えるし、ぜひ生のライブを多くの人に見てもらいたいと思った。

 お金で買えない素晴らしい“ステージ”を拝見させてもらったことに刺激を受け、帰宅した部屋で♪●(=歌記号)茜色のシルエット~とテンションマックスで歌ってみたが、声が裏返るばかりだった。(記者のきもち)