2019.3.12 05:05(1/2ページ)

眠れる森の市原悦子さん、本人が望んだ夫・塩見哲さんの隣で樹木葬

眠れる森の市原悦子さん、本人が望んだ夫・塩見哲さんの隣で樹木葬

樹木葬の墓地で市原さんの納骨式を行った親族や関係者=千葉・袖ケ浦市

樹木葬の墓地で市原さんの納骨式を行った親族や関係者=千葉・袖ケ浦市【拡大】

 1月12日に心不全で死去した女優、市原悦子(本名・塩見悦子)さん(享年82)の納骨式が11日、千葉・袖ケ浦市の真光寺(しんこうじ)で営まれた。樹木葬墓地に眠る舞台演出家の夫、塩見哲さん(2014年死去、享年80)の隣に納骨され、森の中で夫婦が寄り添う形で埋葬された。親交のあったゴダイゴのリーダー、ミッキー吉野(67)らが献歌し、最期の別れを惜しんだ。

 都心から車で約1時間。ドラマ「家政婦は見た!」やアニメ「まんが日本昔ばなし」の語りで親しまれた市原さんの安息の地は、袖ケ浦市の緑豊かな4000坪の広大な敷地となった。

 墓石を建てる一般的な墓地と違い、樹木の下で骨壺を使わず遺骨を土に埋める樹木葬。周囲に桜やクヌギなどの木々が茂る一画に、市原さんが「コンクリートの下ではなく、自然の中で眠らせたい」と夫、塩見さんの遺骨を埋葬した広さ1坪の墓地(間口1・2メートル、奥行き2・75メートル)がある。その隣に自身も生前、同じ広さの墓地を購入していた。

 納骨式には親族や仕事仲間ら約50人が参列。吉野がキーボードの弾き語りで市原さんと共演した舞台の劇中歌を披露し、全員で合唱した。

 市原さんの夫の遺骨は2つの墓地の中間に埋葬。寺のスタッフが70センチほど掘り、遺骨に行き当たった場所に、親族が骨壺に保管していた市原さんの遺骨を白い布に包み、隣に安置。夫婦が寄り添う形で丁寧に土がかぶせられた。吉野は「ようやくご主人と一緒になれた感じがして、よかったなと思います」と感慨深げだった。

【続きを読む】

  • 吉野がキーボードの弾き語りで故人と歌った舞台の劇中歌を披露
  • プレート状の御影石
  • 樹木葬の墓地で市原さんの納骨式を行った親族や関係者=千葉・袖ケ浦市
  • 市原悦子さん