2019.3.4 11:45

映画賞を総なめした安藤サクラの“前貼り”秘話/芸能ショナイ業務話

映画賞を総なめした安藤サクラの“前貼り”秘話/芸能ショナイ業務話

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安藤サクラ

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 第42回日本アカデミー賞の授賞式が先日、東京・グランドプリンスホテル新高輪で行われ、最優秀主演女優賞に映画「万引き家族」の安藤サクラ(33)が輝いた。名前を呼び上げられるとみるみる目が潤み、感激の涙を流した。

 万引で生計を立てる一家の“母”を演じた安藤は、劇中で夫役のリリー・フランキー(55)との濃密な濡れ場にも挑むなど大胆な演技で魅了した。そのリリーも授賞式に参加し撮影秘話を明かした。それは日活ロマンポルノファンにはおなじみの言葉である「前貼り」についてだった。

 リリーは「ぼくとサクラさんの前に前貼りがポンポンと置いてありまして。ぼくは逡巡していたけど、サクラさんあっという間に付けました。すっぽんぽん撮ると思わなかったので」と濡れ場の撮影が想定外の内容だったことを生々しく告白。

 すると、是枝裕和監督(56)は「だましたような感じとか、そうではなくて。ふたりがとても魅力的だった。疑似的な家族(を描いた作品)なので、(リリーと安藤が演じた)夫婦が本当の夫婦に見えないといけないと思って撮りました。ぼくの大好きなシーンになりました」と照れながら打ち明けた。安藤とリリーの体当たりのシーンの裏には、同作にかける是枝監督の熱い思いがあったのだ。

 安藤は2017年6月に長女を出産した後、夏に海水浴シーンを撮影。本格的な撮影は同12月で「撮影中は母性も母乳もダダ漏らしみたいな状況。『ちょっとトイレに行ってきます』とスタジオから一番遠い部屋に行ってお乳をあげてました。だからカットによっておっぱいの大きさが違う」と昨年6月の会見で話していた。

 日本アカデミー賞の授賞式では「子育てと現場と、どうやってバランスをとればいいのか分からなくて…」と撮影中の葛藤を吐露したが、母になったことで生まれた慈しみの心が、見事な濡れ場シーンを生み出した、とも言える。今後の子育ての経験が、女優・安藤サクラをさらに進化させるはずだ。(四畳半襖の下張)

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