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【関西レジェンド伝】桂きん枝(1)座ってるだけ…落語はラクやなぁ

【関西レジェンド伝】

桂きん枝(1)座ってるだけ…落語はラクやなぁ

特集:
関西レジェンド伝
子供の頃は映画、そして吉本新喜劇に親しんだ

子供の頃は映画、そして吉本新喜劇に親しんだ【拡大】

 関西にゆかりの芸能人が自らの歴史をひもとく「関西レジェンド伝」。今回は、3月12日に四代桂小文枝を襲名する落語家、桂きん枝(68)の登場です。不祥事による破門や参院選での落選なども経験しながら、誰からも愛されるキャラクター。師匠の前名を継ぐことになるまでの波乱の人生を語ります。

 おかげさまで、3月12日になんばグランド花月で、師匠が約27年名乗った前名の小文枝を襲名する運びとなりました。

 生まれは大阪市城東区の蒲生4丁目。昔は田んぼ、畑、池が広がっていて、台風が来ると床上浸水なんて当たり前でした。父は畳職人。戦争には2度出征した人で、僕は一度帰ってきたときにできた子。4人きょうだいの末っ子で、長兄とは13歳離れている。

 自宅から1キロ以内に映画館が5館あって、映画好きだった母に背負われて映画館に行ってた記憶があります。僕はチャンバラ映画が好きでね。家から徒歩2分のところに東映の映画館があった。入口で切符のもぎりをしているのも友達のお母さんでしたわ。すこし大きくなったら、東宝の森繁久弥先生の社長シリーズ、日活の石原裕次郎さんに夢中になった。

 小学5年くらいのときかな、家でテレビ買ったのは。土曜の昼に吉本新喜劇を放送していた。白羽大介さん、白木みのるさん、財津一郎さん、ルーキー新一さんらが人気でした。これがお笑いとの出会いですかね。

 進学したのは大阪府立成城工業高校。当時、大阪の高校で唯一の電子工学科だった。半世紀前にコンピューター室があったんでっせ。「1+1」の計算式を読み込ませた紙のテープを入れると、別のところからカタカタとテープが出てくる。それを機械に読み込ませると、ようやく「2」と表示されるわけや。今では100円ショップにも電卓が売ってますけどね。

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