2019.2.10 13:54

ブルーリボン賞を沸かせた松岡茉優のトーク力に感服/芸能ショナイ業務話

ブルーリボン賞を沸かせた松岡茉優のトーク力に感服/芸能ショナイ業務話

特集:
芸能ショナイ業務話
助演女優賞を受賞した松岡茉優

助演女優賞を受賞した松岡茉優【拡大】

 今月6日、サンケイスポーツなど在京スポーツ7紙の映画担当記者が選ぶ「第61回ブルーリボン賞」の授賞式に出席した。主演男優賞や新人賞など各賞の賞状を、各紙の芸能記者代表が受賞者に授与する習わしになっており、サンスポを代表して助演女優賞の松岡茉優に手渡す機会に恵まれた。

 そこで賞状の文面を本人の前で読み上げるのだが、賞状は文頭の一字下げや句読点を用いないのが慣例。頭の中で「、」と「。」の位置を理解して、事前にしっかり読み込んでおく必要がある。文章は声を発して読む際「、」や「。」の位置で言葉をいったん止めるため、そのタイミングを間違うと、聞き手が意味を理解できないためだ。

 松岡と1、2メートルしか離れていない至近距離で、賞状に書いてある「万引き家族」と「ちはやふる-結び-」の演技に対する素晴らしさを、緊張を抑えながら何とか読み終えて顔を上げた瞬間、松岡がにっこりとほほえんでくれた。安堵(あんど)するとともに、彼女の受賞スピーチを聞いて、頭の回転の速さ、タレント力の高さに感服した。

 司会の俳優、阿部サダヲとの掛け合いで、阿部が主演するNHK大河ドラマ「いだてん」の話題になったときのこと。同じ宮藤官九郎が脚本を務めたNHK朝ドラ「あまちゃん」(2013年放送)の出演者が多数出ていることに言及し、「私も『あまちゃん』出身。第2弾キャストに名前がなかったので、プロデューサーに『私は第何弾ですか?』とメールしました」と明かして、客席の大爆笑を取った。

 畳みかけるように「第10弾と言われて…。明智光秀(来年の『麒麟がくる』)が始まっているじゃないですか」としっかり“落ち”をつけて、さらなる爆笑を誘った。

 また、ブルーリボン賞が記者によって選ばれることについてもふれ、「取材に来てくださる記者さんにフルサービスしていくと、主演女優賞をいただけるのかしら」とちゃめっ気たっぷりに話していたことも印象的だった。

 もちろん映画を実際に見て、素晴らしい演技だと思う作品や俳優に記者たちは投票している。ただ、俳優との取材を通して演じていく上での苦労や努力を知ることで、それが評価の一つに加わるのは事実。同じ演技評価の場合、何も語らない俳優よりも、いろいろなことを話してくれる俳優に思いがいくこともある。

 ブルーリボンの司会者は前年の主演男優賞と主演女優賞が務める習わしだ。松岡のトーク力はバラエティー番組でも実証済み。彼女には、ぜひとも実力で主演女優賞をつかみ取ってもらい、爆笑トークの司会を見せてほしい。(CYP)

  1. サンスポ
  2. 芸能社会
  3. 芸能
  4. ブルーリボン賞を沸かせた松岡茉優のトーク力に感服/芸能ショナイ業務話