2019.1.31 10:50

名古屋刑務所でインフル300人発症

名古屋刑務所でインフル300人発症

 愛知県みよし市の名古屋刑務所で昨年12月下旬以降、インフルエンザが流行し、これまでに受刑者約200人と職員約100人が発症していたことが31日、刑務所への取材で分かった。受刑者は約1700人おり重症者はいないが、刑務所は「非常事態」として感染拡大を防ぐため、受刑者の体調管理を強化し刑務作業も休止している。

 刑務所によると、今季は昨年12月20日ごろから発症者が出始め、今月30日までに受刑者205人が感染した。100人を超えるのは、109人が感染した2015年度以来という。

 刑務所では事態収束に向け今月26日から毎日、受刑者全員の体温を測定。28日からは刑務作業も中止し、居室で過ごさせている。同日から診断キットによる全職員の検査も始めた。

 法務省は毎年秋にインフルエンザ対策として、全刑務所に文書で注意喚起している。名古屋刑務所でも12月から受刑者や職員にマスク着用やうがいで予防を呼び掛け、重症化しそうな高齢者など63人が予防接種を受けていた。

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