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【関西レジェンド伝】嘉門タツオ(2)16歳で鶴光師匠に弟子入り、「卒業式小咄」で大ウケ

【関西レジェンド伝】

嘉門タツオ(2)16歳で鶴光師匠に弟子入り、「卒業式小咄」で大ウケ

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「笑福亭笑光」のころ。師匠の師匠、六代目松鶴に名付けてもらった

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 進学したのは大阪府立春日丘高校。手品のゼンジー北京さん、小説家の筒井康隆さん、シンガー・ソングライターの槇原敬之くんらを輩出してる学校です。高2の初夏、東京に行って山口百恵さんが通う目黒の日の出女子学園へ。校門前で待ってて「サインください」と声をかけたんですが…。すれ違いざまに左足を踏まれたのはいい思い出です。

 進学校なので、周りはみんな大学受験の準備。だけど、僕はラジオの世界へのあこがれが増すばかり。笑福亭仁鶴さんが大好きだったけど、すでにお弟子さんが大勢いるらしい。弟弟子の鶴光さんが深夜ラジオのMBS「ヤングタウン」やニッポン放送「オールナイトニッポン」で飛ぶ鳥を落とす勢い。この人のところへ行こうと思いました。

 読売テレビ「鶴光のテレビテレビ」の公開録画をしていた千里セルシーで出待ちをし、友人の高倉くんが運転するスーパーカブ65で鶴光師匠のタクシーを追いかけ、「11PM」収録のため読売テレビに入る鶴光師匠に「弟子にしてください!」。師匠は「16歳か。親の了解をもらって、一緒に家においで」と住所と電話番号のメモを渡してくれました。

 後日、母と一緒に西田辺にあった鶴光師匠の自宅へ。5歳上の学光さんとともに弟子になり、僕は高校を卒業するまでは休みの日だけ通うことになりました。母は「息子を一人、事故で亡くしたと思うようにするわ」と言うてましたね。

 高3の卒業式。実行委員長に立候補して答辞を読むことに。DJ方式でやろうと計画し、卒業生全員にアンケートを配って準備した。落語家だからと、紋付き袴に扇子と手ぬぐいを持って壇上へ。「卒業式小咄」をやった。

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