2019.1.14 02:47

哲学者の梅原猛さんが死去 93歳、独特の史観確立

哲学者の梅原猛さんが死去 93歳、独特の史観確立

 戦後日本を代表する哲学者で国際日本文化研究センター初代所長を務めた梅原猛(うめはら・たけし)さんが12日死去したことが14日、関係者への取材で分かった。93歳。仙台市出身。

 哲学や歴史、文学など幅広い分野で著作を発表、「梅原日本学」とも呼ばれる独自の史観を確立した。1972年に発表した「隠された十字架 法隆寺論」では聖徳太子怨霊説を唱え、大きな反響を呼んだ。

 歌舞伎のために「ヤマトタケル」を書き下ろすなど、創作の分野でも活躍。脳死臨調のメンバーも務めた。

 立命館大教授を経て京都市立芸術大教授となり、同大学長に就任。国際日本文化研究センターの設立に尽力し、87年の発足時から95年まで所長。99年、文化勲章受章。2004年、護憲を訴える「九条の会」設立の呼び掛け人となった。日本ペンクラブ会長のほか、東日本大震災後は、政府の復興構想会議の特別顧問を務めた。

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