2019.1.11 12:00

中村七之助が魅せる「特別舞踊公演」/週末エンタメ

中村七之助が魅せる「特別舞踊公演」/週末エンタメ

特集:
週末エンタメ芸能記者コラム
「特別舞踊公演2019」の発表会見に出席した中村七之助=東京・神田駿河台

「特別舞踊公演2019」の発表会見に出席した中村七之助=東京・神田駿河台【拡大】

 3月2日の群馬・みどり市のながめ余興場を皮切りに全国12カ所を回る「特別舞踊公演2019」(表参照)の取材会でのこと。

 2005年から始まった同公演は、中村勘九郎、中村七之助兄弟が中心となり、中村屋一門が歌舞伎を伝えるべく全国を巡る。

 今回は兄、勘九郎が1月6日から始まったNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の主演で不在。しかし、七之助は「心細い、というか、お客様が入ってくださるか、ということを考えますね」と一座を率いる責任を口にした。

 歌舞伎の魅力を伝えるため、地方へ足を運ぶ。地方に残っている歴史を重ねた劇場での上演は「昔の人たちがやっていたわけですからね。毎日、初日みたいなものですね。とても楽しみ」と先人たちに思いを馳せるひとときでもある。

 上演する演目「於染久松色読販より 隅田川千種濡事(すみだがわちぐさのぬれごと)」を「自信があります。やってきた自負がある。全力を出すのみ」と言い切る。

 同作で許嫁・お光、油屋娘・お染、丁稚・久松、土手のお六の四役を務め、早替わりを披露するが「ナマで歌舞伎を見たことのない人が多いと思ったので、早替りも見たことがないと思いまして」と気合が入る。

 冒頭の「芸談」では、昨年12月5日に七回忌を迎えた父で十八世中村勘三郎さんはもちろん、お家に伝わる秘蔵映像を使いながら、なつかしい話を紹介する。

 初めて歌舞伎を見る人も、普段から見ている人も楽しめる演目になっている。(栗原智恵子)

3月2日 群馬・みどり市 ながめ余興場

3月3日 宮城・仙台市 電力ホール

3月4日 埼玉・さいたま市民会館おおみや

3月5日 長野・長野市 ホクト文化ホール

3月6日 石川・金沢市 金沢市文化ホール

3月9日 福島・郡山市 けんしん郡山文化センター

3月11日 大阪・大阪市 サンケイホールブリーゼ

3月12日 広島・広島市 JMSアステールプラザ

3月14日 千葉・千葉市 千葉市民会館

3月16日 岐阜・中津川市 かしも明治座

3月17日 岐阜・白川町 東座

3月19日 愛知・東海市 東海市芸術劇場

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