2019.1.10 12:00

東野圭吾氏が木村拓哉を想定して描いた小説が原作の映画「マスカレード・ホテル」/週末エンタメ

東野圭吾氏が木村拓哉を想定して描いた小説が原作の映画「マスカレード・ホテル」/週末エンタメ

迫真の演技をみせた木村拓哉と長澤まさみ(C)2019映画「マスカレード・ホテル」製作委員会(C)東野圭吾/集英社

迫真の演技をみせた木村拓哉と長澤まさみ(C)2019映画「マスカレード・ホテル」製作委員会(C)東野圭吾/集英社【拡大】

 18日公開の映画「マスカレード・ホテル」。東野圭吾氏の同名小説が原作で、東野氏は自身のミステリーを映像化した福山雅治主演の「ガリレオ」、阿部寛主演の「新参者」に続く新シリーズと考えていたとか。ホテルに潜入する刑事役の木村拓哉は、2011年の刊行時から東野氏がひそかに想定していた。そら、ハマるわ。

     ☆

 撮影は17年10月から11月にかけて。元日恒例の明石家さんま&キムタクのカンテレ(フジテレビ)系バラエティー「さんタク」で、さんまが“押しかけエキストラ”出演する模様が放映されたのは18年でした。

 被害者につながりのない殺人事件が3つ。共通するのは、例えば「45.761871 143.803944」みたいな数字のメモが現場に残されていること。

 警視庁捜査一課の新田(木村)が数字は犯行の日と場所を示す暗号だと気づき、4件目の犯行現場がホテル・コルテシア東京と分かります。

 かくして、帰国子女で英語に堪能な新田がフロントクラークとしてホテルへ潜入することに。指導係を務めるホテルウーマン(長澤まさみ)と対立しながらも、事件を未然に防ぐためですな。

 とにかく飽きさせへんのは次々やってくるワケありの客たち。濱田岳、高嶋政宏、菜々緒、橋本マナミ、生瀬勝久、勝地涼&前田敦子(撮影時は結婚前)、松たか子ら映画らしい豪華キャストが入れ代わり立ち代わり、初共演のキムタク&長澤を悩ませます。

 「眺望が悪い」「部屋番号を教えるな」「消えたパソコンのデータを入力し直せ」etc…。相次ぐクレームに笑顔で対処する2人の奮闘に、あやうく本筋の暗号連続殺人を忘れそうでしたわ。

 メガホンは、ドラマ&映画の「HERO」を手掛けた鈴木雅之監督。ゆえに正~直な話、同シリーズのキムタク&松たか子コンビで見たかったなぁと思う瞬間も。原作の新田刑事て、もう少し若い印象やし、長澤との15歳の実年齢差もちょっと開いてるかなぁ、と。

 しかし、東野氏が原作執筆段階で「新田を描く際に漠然と思い浮かべていたのが、まさに木村さんだった」と明かせば、納得せざるを得ません。

 新田登場時の、ボッサボサの髪と無精ヒゲでコーヒーを持ったままホテルに入ってくる姿は木村のアイデア。刈り上げ七三のホテルマンとのギャップがええやん。

 ちなみに松とさんまがどこに出ているかは見てのお楽しみです。とりわけ、松はさすがッス!!(笹井弘順)

  1. サンスポ
  2. 芸能社会
  3. 芸能
  4. 東野圭吾氏が木村拓哉を想定して描いた小説が原作の映画「マスカレード・ホテル」/週末エンタメ