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【関西レジェンド伝】佐川満男(4)前妻・伊東ゆかりと娘も呼んで親子共演

【関西レジェンド伝】

佐川満男(4)前妻・伊東ゆかりと娘も呼んで親子共演

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関西レジェンド伝
前妻の伊東ゆかりと娘の宙美とは昨年7月21日にも神戸でコンサートを開いた

前妻の伊東ゆかりと娘の宙美とは昨年7月21日にも神戸でコンサートを開いた【拡大】

 大阪の北新地で経営していた「ルーマーハウス・アスク」は、NHKや民放のドラマ班が打ち上げに使ってくれていた。NHKのディレクターが一度出ないかと誘ってくれ、前田美波里さん主演のドラマにバーテンダーの役で出たのが俳優になるきっかけだった。

 秋吉久美子さん主演のNHK銀河テレビ小説「新青春戯画集」(83年)では画廊の悪徳店主役。台本を読んで驚いた。7ページ分の一人しゃべり。これは無理やと上岡龍太郎さんに相談したら、「この役をやりたいやつがどれくらい、いると思ってるんや」と叱咤された。必死のパッチでせりふを覚えて、本番では一回も間違わなかった。こんなに芝居は難しいのかと痛感しました。

 田中邦衛さんと藤田弓子さんが主演のNHK「丘の上の白い家」(85年)は思い出深い。サラリーマンが定年を迎えたシーンで、かつらを外しました。それまで10年以上、かつらを着けてたんです。「りゅう」という、時代劇でかつらをつけるときの接着剤をドライヤーで半乾きにしてパッと着けるんですわ。

 小学生だった娘が隣で見ていて不思議そうな顔をしててね。車のトランクのほこりがついたところに「パパはハゲ」と書いとった。気付かずに運転して店に行って、従業員に笑われた。風の日や雨の日がイヤでね。頭がかゆくてもかけないし。いつか外したいと思ってた。ようやくかつらも取ったし、87年に「アスク」は閉め、役者一本でやると決めました。

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