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【平成の真実(24)】平成23年「AKB狂騒曲」

【平成の真実(24)】

平成23年「AKB狂騒曲」

特集:
平成の真実
AKB48
2011年6月9日の第3回総選挙でスピーチする前田。語り継がれる名言を生み出した

2011年6月9日の第3回総選挙でスピーチする前田。語り継がれる名言を生み出した【拡大】

 平成23(2011)年はAKB48が大ブレークした。選抜総選挙で1位になった前田敦子が「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください」の名言を残し、日本レコード大賞を初受賞。東日本大震災で停滞感が漂った日本を明るく照らした。デビュー当時、鳴かず飛ばずだった彼女らが、なぜ国民的アイドルグループになったのか。卒業生の高橋みなみ(27)が証言する。(取材構成・小山理絵、渡邉尚伸)

 「あの年は濃かったなあ。家に帰って寝て、また仕事に行く生活の繰り返し。本当に目まぐるしかったですね」

 初期メンバーで元総監督の高橋は、平成23年に日本中を席巻した“AKB狂騒曲”を振り返った。

 AKBはおニャン子クラブを育てた作詞家、秋元康のプロデュースで17年に結成された。初公演の観客は、たったの7人。18年にメジャーデビューしたものの、鳴かず飛ばずの日々が続いた。

 「秋元先生は初期の初期から『この曲は売れる』とずっと言い続けていた。毎回『勝負曲』と言われたけれど、私たちからしたら『全然売れてないっすよ』です(笑)。まな板の上の鯉のように乗せられてきた感じでしたね」

 名伯楽のひらめきで選抜総選挙が21年にスタート。アイドルグループのメンバーを順位付けする前代未聞のイベントは世間をあっと驚かせた。

 「AKBにいる以上、総選挙に出ないわけにはいかない。順位をつけられるなんてしんどいし、もう二度と嫌だと思った。それが徐々につらさよりも(人気が上昇するに連れて)夢がかなっていく喜びが勝り、中毒性のあるグループだなって思いました」

 22年にシングル「Beginner」で初ミリオンを達成し、大ブレークの23年を迎える。現在35作連続まで伸ばしたシングルミリオン記録が始まったのも同年。メディアには毎日のように「AKB」の文字が躍った。

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  • 今回の取材でAKB48ブームを当事者として振り返った高橋=東京・千代田区(撮影・戸加里真司)
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