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【関西レジェンド伝】佐川満男(3)人生リセットせな…北新地でクラブ開店

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佐川満男(3)人生リセットせな…北新地でクラブ開店

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関西レジェンド伝
北新地にステージを備えた「アスク」を開店。友人の中村泰士氏(右)もよく訪れた

北新地にステージを備えた「アスク」を開店。友人の中村泰士氏(右)もよく訪れた【拡大】

 中村泰士が書いてくれた曲「今は幸せかい」を音楽出版社に持って行ったけど、態度が悪いなど僕の悪評が続いていたから、聴いてもくれない。

 そんなとき、レコード会社のスタジオに行ったら、ちょうどレコーディングしている最中。ミュージシャンに楽譜を渡して演奏してもらい、録音した。自費でレコードを500枚つくって、泰士と2人でアンプとギターを持って、「まずは大阪や」とバー、ナイトクラブ、キャバレーを回って歌わせてもらった。友人の上岡龍太郎さんが司会をしてくれた。ありがたかったね。

 そのうち有線でかかるようになってリクエストもトップに。ついに全レコード会社が来た。いちばん好条件だったのが日本コロムビア。いきなり10万枚プレスするという。発売は1968(昭和43)年10月。この際にひげを生やし、「佐川ミツオ」を本名の満男にして再出発。約60万枚のヒットになり、翌69年にはこの曲で7年ぶりにNHK紅白歌合戦にも返り咲いた。

 最初の結婚は71年7月。もともと伊東ゆかりさんの歌が好きでね。初めて一緒に映画を見に行ったら、すぐに週刊誌に結婚かと騒がれて、1、2週間お付き合いしただけで結婚した。そこから苦しみが始まった。

 同じ歌手でしょ、男は才能に嫉妬してしまう。子供のときから歌っているゆかりさんの才能、歌のうまさ。勝てんなーと分かる。ある音楽祭でゆかりさんが受賞したので、パーティーに来てねと言われた。でもね、自分の服装がみすぼらしく思えて、会場に行く前にバーで飲んでベロベロになり、パーティーに行けなかった。

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