2018.12.8 05:01

東名あおり運転 罪をどう償うか…被告「どうしたらいいか分からない」

東名あおり運転 罪をどう償うか…被告「どうしたらいいか分からない」

 神奈川県大井町の東名高速道路で昨年6月、あおり運転を受け無理やり停車させられた夫婦が別のトラックに追突され死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)などの罪に問われた石橋和歩被告(26)の裁判員裁判が7日、横浜地裁(深沢茂之裁判長)で開かれた。弁護側から罪をどう償うか問われた被告は「どうしたらいいか分からない」と答えた。10日に論告求刑公判が開かれる。

 この日は被告の車に同乗していた元交際相手の女性と、被告の父親が証人として出廷。女性は「罪はちゃんと償ってほしい。二度とこんなことはしないでほしい」と訴え、父親も「自分のしたことを十分反省してほしい」と述べた。

 被告は逮捕前の神奈川県警の事情聴取で「(夫婦に)あおられた」と虚偽の説明をしており、被告人質問でその理由を「捕まりたくないというのがあった」と話した。あおり運転の危険性については「捕まるまで考えてなかった」とした。

 亡くなった夫婦の事故時の心境は「怖かったと思う」と説明。検察側が「遺族がどんな気持ちだと思うか」と尋ねたのに対しては無言のままだった。

これまでの公判

 ◆12月3日 初公判が開かれ弁護側は、事故が起きたのは石橋被告の車も停車後で、危険運転致死傷罪は適用できないとして無罪を主張
 ◆4日 死亡した夫婦の高2の長女(17)が証人として出廷。「世の中のあおり運転を減らすために重い刑罰を下してほしい」と訴えた
 ◆5日 初の被告人質問で被告は「申し訳ないことをした」と謝罪。「(注意されて)カチンと来た」などと説明した
 ◆6日 証拠調べで、検察側は被告が昨年5月、山口県警のパトカーにあおり運転をしていたことなどを明かした

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