2018.12.8 12:13

岩手医大、評価低い受験生を追加合格 編入試験も優遇

岩手医大、評価低い受験生を追加合格 編入試験も優遇

 岩手医科大は8日、医学部入試を巡り合格者の最終決定時に不適切な運用をしていたと発表した。一般入試の面接などを含めた総合評価で不合格者より評価が低い受験生を追加合格にしたり、医学部の編入試験で同医科大歯学部出身の受験生を優遇したりしていた。追加合格者の決定は学長らに一任されていた。

 岩手医科大によると、本年度入試での追加合格者は51人。このうち1人は不合格となった7人より評価が低く、文部科学省から合格判定が不適切だった疑いがあると指摘された。

 記者会見で佐藤洋一医学部長は「評価が上位の受験生から追加合格の電話をしたと思うが、記録は残っていない」と釈明した。電話がつながらなかったり、断られたりした可能性があるという。上位だった不合格者の救済策を検討する。

 歯学部出身者の優遇については「在学中の学習姿勢や地域医療への定着率を評価した。ただ、募集要項に明記していなかったのは真摯に受け止める」と説明。編入試験の募集定員は例年7人で、うち3~4人を同医科大出身者から選んでいた。

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