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「ミスター911」と呼ばれたポルシェの開発者が引退 アウグスト・アハライトナー

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 世代が変われば人も変わる。

 新世代のポルシェ911、型式名992が11月30日、ロサンゼルス モーターショーでデビューした。製品が新しい世代に生まれ変わったのに伴い、造り手である「人」も世代交代する。去る人と登場する人。普段スポットライトを浴びる機会の少ない911の造り手にまつわるインサイドストーリーをポルシェ自身が語る。題して「ミスター911、リタイア」。

 ポルシェのスポーツカーシリーズのトップモデル。その舵取り役が変わる。ほぼ20年にわたり911モデルシリーズを手掛け、2016年からは718モデルも手掛けたアウグスト・アハライトナーが、その責任を2019年第1四半期にフランク-シュテファン・ヴァリザーに委ねる。

 18年間に渡って「911」を育ててきた。

 ヴァリザーは現在、モータースポーツ&ロードビークル部門のヘッド。911は1963年に生まれて以降、このブランドの核を代表する絶対的な象徴になった。ポルシェで35年の長きにわたり働いたオーストリア生まれのアハライトナーは、自らの意思で引退する。

 「当社に対する並外れた献身に対し私たち一同、グストル(アウグストのニックネーム)・アハライトナーに感謝申し上げます」

 2児の父アハライトナーをこう賞賛するのはオリヴァー・ブルーメ、ポルシェAGのCEOだ。

 「18年にわたり彼はだれにも増してポルシェ911を形作ってきました。911のキャラクターをキープしつつ、連綿と洗練する術を理解していたのがグストルです」

 この人事異動に伴い、フリッツ・エンジンガーが2019年1月1日付けでモータースポーツ部門のヘッドに就く。

 何度も難問を投げかけてきた。

 アウグスト・アハライトナーは1983年、メカニカルエンジニアとしてポルシェのシャシー開発部に入社した。その後、1989~2000年は、テクニカル プロダクト デベロプメント/ビークル コンセプト/パッケージ部門の牽引役を担い、2001年に911モデルシリーズの責任者に就く。

 「私はいつも911が放つ輝きに魅了されてきました・・・。そのユニークなフォルムとコンセプトに。こうした面を大事に守りながらも、すべてを向上させたいという思いに駆り立てられたキャリアでした。そのアプローチは何度も私に難しい問題を投げかけたものです」

 アハライトナーは振り返る。

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