2018.11.15 18:25

本丸近くに信長の屋敷か 愛知・小牧山城に建物跡

本丸近くに信長の屋敷か 愛知・小牧山城に建物跡

小牧山城跡で見つかった礎石と玉石=1日、愛知県小牧市(同市教委提供)

小牧山城跡で見つかった礎石と玉石=1日、愛知県小牧市(同市教委提供)【拡大】

 愛知県小牧市の小牧山城跡で、山頂の主郭(本丸)近くに織田信長の屋敷とみられる建物跡が見つかったことが15日、分かった。本丸近くに城主の居宅があるのは近世城郭の特徴。小牧山城が近世城郭のルーツとなったことを裏付ける発見で、発掘調査を行った市教育委員会は「信長が駆け出しの時から“頂上志向”だったことがうかがわれる」としている。

 小牧山城は尾張を統一した信長が美濃攻めの拠点として1563年に築き、約4年間居城にした。市教委によると今年10月以降、本丸南側斜面の下の平地で、建物の基礎となる礎石が見つかった。8個が約1・5~1・8メートル間隔でほぼ1列に並び、屋敷2棟の柱を支えていたとみられる。

 周囲からは格式の高い建物に使われる玉石を敷き詰めた遺構や、山麓では見つかっていない茶器や青磁器など高級品のかけらも出土しており、市教委は信長の屋敷と判断した。

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