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【関西レジェンド伝】池乃めだか(3)吉本新喜劇で寛平ちゃんと「猿と猫」

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池乃めだか(3)吉本新喜劇で寛平ちゃんと「猿と猫」

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関西レジェンド伝
間寛平とは名コンビ。2015年10月の芸能生活50周年記念公演でも共演した

間寛平とは名コンビ。2015年10月の芸能生活50周年記念公演でも共演した【拡大】

 1976(昭和51)年6月に吉本新喜劇へ移ったはいいけど、せりふは3つか4つ。以前に漫才コンビ「海原かける・めぐる」でゲスト出演したときはいい役もついてたのに…。ギャラも下がった。会社のえらいさんには「海原かける・めぐるの看板があったから、それを加味していた。その看板を下ろしたんやから、それなりの算定をしています」と言われましたわ。

 当時はギャグなんか新人がやる状況ではない。台本どおりやらんと叱られる。座長格の花紀京さんや岡八郎(のち八朗)さんは何も言わないけど、その下の人たちに「勝手なことするな」と言われるんです。

 新喜劇は好きやけど、くすぶってるのもなぁと考えてるころ、藤山寛美さんの弟子の「はな寛太・いま寛大」の寛大さんに漫才やらんかと誘われた。ちょうどコンビを一時解消したところだったんです。

 会社に相談しに行ったら、「実は6月からこういう具合でやるつもりや」と出番表を見せられた。なんと、谷しげるさんのすぐ次に池乃めだかと大きな字で書いてある。副座長格ということや。「漫才やってもいいけど、よそでやってね」と言われました。

 それなら新喜劇でがんばるかと、寛大さんに打ち明けに。もう藤山寛美さんにあいさつもしてると言っていたので、下手すりゃ殴られるかもしれんと覚悟してたんですが、寛大さんは何も言わんと「そうか、わかった」と許してくれ、79年に「はな寛太・いま寛大」を復活させます。

 こうして副座長格になったものの、相変わらずせりふも少ないまま。なんのことはない、会社の方針が台本作家に伝わってないわけですわ。ストレスはたまる一方や。

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