2018.11.8 17:26

外国人男性、服役中のけがで国と和解

外国人男性、服役中のけがで国と和解

 神戸刑務所で服役中のナイジェリア国籍の男性(42)=がけがをした際、適切な治療を受けられず後遺障害が出たとして、国に約4300万円の損害賠償を求めた訴訟は大阪高裁(田中俊次裁判長)で8日、国が和解金を支払う内容で和解が成立した。

 昨年12月の一審神戸地裁姫路支部判決は、医師らが十分な処置をしなかったのが原因だとして国に約2800万円の支払いを命じ、国側が控訴。二審で高裁が和解を勧告していた。

 一審判決などによると、男性は兵庫県姫路市で2001年に起きた郵便局強盗事件で実刑が確定。服役中の07年3月、刑務所内で運動時に転倒し、左肘を脱臼した。外部医師のギプス固定などが不十分だった上、男性が痛みを訴えたのに刑務所側は外部の専門医の診察を受けさせなかった。男性は再び脱臼し、握力低下などの障害が残った。

 男性は強盗事件を巡り、再審請求もしている。

  1. サンスポ
  2. 芸能社会
  3. 社会
  4. 外国人男性、服役中のけがで国と和解