2018.11.3 18:04

空自入間基地の航空祭に19万人 ブルーインパルスが曲技飛行を披露

空自入間基地の航空祭に19万人 ブルーインパルスが曲技飛行を披露

歌舞伎のくま取りをモチーフにした特別塗装と通常塗装のC-1輸送機の編隊(撮影・梶川浩伸)

歌舞伎のくま取りをモチーフにした特別塗装と通常塗装のC-1輸送機の編隊(撮影・梶川浩伸)【拡大】

 航空自衛隊入間基地(埼玉・狭山市など)で3日、「入間航空祭」が行われ、約19万人の観客を前に松島基地第4航空団所属の「第11飛行隊」ブルーインパルスが曲技飛行を披露するなどした。

 同祭は毎年、自衛隊のイベントのなかでも飛び抜けて観客数が多いことで知られる。昨年は約21万人だった。開場は午前9時だが、3日未明にはすでにメーンゲートの稲荷山門の前に人がいたといい、午前6時過ぎには約100メートルの行列ができていた。

 見物エリアは滑走路脇の駐機場周辺で、横幅約1000メートル、奥行き約100メートルもあるが、ぎっしり人で埋まった。

 飛行展示では、T-4練習機やC-1輸送機などがそれぞれ編隊飛行。C-1は、同機を使用する第2輸送航空隊が創設60周年を迎えたことを記念し、歌舞伎のくま取りをモチーフにした特別塗装を施した機体も登場した。

 また、第二次世界大戦後、初の国産旅客機で、いまや国内では入間基地でしか運用されていないYS-11も“お達者ぶり”を披露したほか、陸上自衛隊第1空挺団の隊員21人による空自のC-1輸送機からの空挺降下(落下傘降下)も行われた。

 午後には“目玉”のブルーインパルスの6機によるアクロバット飛行が行われた。1機が時速800キロで上空3000メートルまで、右に回転しながらほぼ垂直に上昇する「バーティカル・クライム・ロール」、4機がダイヤモンド隊形を組んだまま横向きに8の時を描く「レター・エイト」、直進する1機に、もう1機が背中を向けたままその周囲をぐるぐると回るブルーインパルス・オリジナルの「コーク・スクリュー」など、約20の技を披露。演技のたびに会場からは「わーっ」という感嘆の声と、大拍手がわき起こった。

 地上では国産で最新鋭のC-2輸送機などが展示された。C-1輸送機やC-130輸送機は内部が公開され、長蛇の列ができた。警備犬の訓練展示などもあった。

 ブルーインパルスの飛行が終わった後は、地上展示されていたF-15戦闘機やF-2戦闘機などがそれぞれの所属基地に帰還するために離陸。ファンらは最後までカメラのシャッターボタンを押し続けていた。

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