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安田さん「地獄」の“極狭独房” 成田に帰国…機内で語った監禁生活

安田さん「地獄」の“極狭独房” 成田に帰国…機内で語った監禁生活

帰国し妻、両親と再会した安田さん。母が作ったおにぎりときんぴらごぼうを口にした(妻の深結さん提供)

帰国し妻、両親と再会した安田さん。母が作ったおにぎりときんぴらごぼうを口にした(妻の深結さん提供)【拡大】

 以前助けを求めた動画は「文面を指示され、従わざるを得なかった」と、語気を強めた安田さん。「日本に帰れるのはとにかくうれしい」としつつも、「これから何があるのか、どうしていけばいいか全く分からない」と戸惑いの気持ちも語った。

 警察当局は健康面に問題がないことを確認後、シリアの武装勢力に拘束された経緯などについて事情を聴く方針。過酷な拘束状況の解明、検証が今後の焦点になる。

公共政策調査会・板橋功研究センター長「解放は、首相官邸直轄で動く外務省組織『国際テロ情報収集ユニット』が果たした役割が大きいと見ている。過激派組織にパイプのあるカタール政府が、日本人のために黙って動いてくれるわけではない。ユニットの人間がカタール、トルコ、ヨルダンなどの情報機関や軍などと信頼関係を築き、そうしたルートで動いてもらったのだろう」

★声詰まらせる妻「かなりやせて」

 安田さんの帰国後、妻で歌手の深結(Myuから改名)さんが成田空港で会見、涙目で声を詰まらせながら「ありがとうございました」と感謝の言葉を繰り返した。安田さんは同席せず、「可能な限り説明をする責任があると思っている。折を見て対応をさせてもらうので、今日のところはご理解ください」との本人の言葉を読み上げた。夫の印象を「かなりやせていた」と語り、今年7月に公開された映像で安田さんが「私の名前はウマル。韓国人です」と述べた理由は「日本人と分かると、拘束されている人の身元や場所が分かってしまうと言われていたようだ」と述べた。

  • 約3年4カ月ぶりに解放され、成田空港に到着した安田さん。移動の機内(右上、ロイター)では過酷な監禁生活を語った=25日午後6時36分
  • 24日、トルコ南部ハタイ県の空港からイスタンブールに向かう機内の安田純平さん(ロイター=共同)
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