2018.10.14 05:01

文科省緊急調査で昭和大・順大に説明求める 医学部入試疑惑

文科省緊急調査で昭和大・順大に説明求める 医学部入試疑惑

 文部科学省が全国81大学を対象とした医学部入試の緊急調査の中で、昭和大(東京)に、合否判定に不適切な点がある可能性について説明を求めていることが13日、関係者への取材で分かった。文科省は複数の大学に女子や浪人生を不利に扱うといった不正の疑いがあるとみており、順天堂大(同)などにも同様の説明を要請。不正が確認されれば、今月中に予定している中間報告の際に一部大学名の公表も検討している。

 関係者によると、文科省は緊急調査の速報で女子の合格率が男子より低かった大学を中心に約30校を訪問して調査。説明を求めている順大は過去6年間の入試で男女の合格率の格差が最大の1・67倍で、昭和大も1・54倍と大きかった。

 不正を否定している大学もあり、文科省は慎重に事実関係を詰めた上で中間報告を公表。その際、文科省への説明内容に合理性がなく、不正があったことが確認された一部の大学名を示すことも検討している。

 一方、医学部を置く国公私立の大学や病院が参加する「全国医学部長病院長会議」は医学部入試の在り方を議論する小委員会を新設し、13日に初会合を開催。来年3月末までに、受験生の性別や浪人年数などに関し、公平性の考え方を整理し、入試で参考にできる指針を検討し報告をまとめる。

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