2018.10.14 11:00(1/2ページ)

【大河のころ 緒形直人(2)】夢の中でもず~っとセリフ…毎日が悪夢

【大河のころ 緒形直人(2)】

夢の中でもず~っとセリフ…毎日が悪夢

特集:
大河のころ
1991年の制作発表時の緒形(前列中央)。同左から郷、仲村、後列左から杉本哲太、富岡と若さあふれるキャストが集結した

1991年の制作発表時の緒形(前列中央)。同左から郷、仲村、後列左から杉本哲太、富岡と若さあふれるキャストが集結した【拡大】

 岐阜市にどデカいオープンセットを建ててもらい、撮影初日は、うつけ者のド派手な衣装を着て会見をしましたね。

 (池田恒興役の)的場浩司くん(49)や(羽柴秀吉役の)仲村トオルさん(53)とか共演経験のある役者が周りにいたので、あまり肩肘張らずにできたのかな。でも、当時は相当なプレッシャーで逃げたかったですよ。

 信長について書かれた本や資料は読まなかった。脚本の田向正健先生に「台本だけを頼りに自分の中で掘り下げて演じて」と言われたから。

 信長が晩年に向かうにつれ、僕がちょっとふっくらしていて老け顔にならないから痩せろ、痩せろと…。約6キロ落として53、54キロぐらいにしました。教科書などに載っている信長の肖像画に僕が一番似ていると、何かに書かれたのは見たことがあります。田向先生は「痩せればこいつ、似るんじゃないか」と思ったのかな(笑)。

 スタジオに入ると、外の天気も分からない中で撮影をするんです。自分は崇高な男でこの役を演じきる、大河の間は信長でいたいと思っていたので、あまり表にも出なかった。「信長-」は大河といえども、若手が多く、マスコミに「学芸会大河」と揶揄(やゆ)されたから何とか見返そうという気持ちが原動力になりましたね。

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