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豊洲の歴史が始まった! 2年遅れ開場「新・東京の台所」

豊洲の歴史が始まった! 2年遅れ開場「新・東京の台所」

豊洲市場の開場を前に、準備をする関係者 =10日夜、東京都江東区

豊洲市場の開場を前に、準備をする関係者 =10日夜、東京都江東区【拡大】

 築地市場(東京都中央区)から移転した豊洲市場(江東区)が11日午前0時、開場した。小池百合子知事就任後、地下水や土壌の汚染問題に揺れた新市場は、当初の予定より約2年遅れのオープンとなった。仲卸業者らは10日、急ピッチで引っ越しを完了した。新市場は築地から約2・3キロ離れた工場跡地に整備され、敷地面積は築地の1・7倍に。閉鎖型の建物になるなど大きく様変わりした。

★引っ越し終了

 「やっと引っ越しが終わった。疲れました」。10日夕、豊洲の新しい青果棟を出た女性の仲卸業者は、笑顔で汗をぬぐった。「広いから歩き疲れたけど、築地みたいに臭くないし、冷暖房もあってきれいでいい」と11日午前0時の取引開始に備え、家路を急いだ。市場で働く約900業者は、6日の築地閉場後から急ピッチで豊洲へ引っ越しを開始。10日までに2トン車約5300台分に及ぶ備品や水槽などが運ばれたという。都も築地-豊洲の両市場間に、10日まで無料の「引越連絡バス」を走らせた。

★敷地と建物

 豊洲市場は青果を取り扱う5街区と、水産仲卸売場の6街区、水産卸売場の7街区の3エリアで構成。敷地面積は約40ヘクタールあり、約23ヘクタールだった築地の1・7倍だ。

 新市場の特徴はビルの中にあること。築地は平場にあって、業者の店舗がずらりと並ぶなど“風情”があったが、寒気や熱気の影響を受けた。仲卸業者は「夏暑くて冬寒い」と嘆いた。豊洲は外気を遮断して内部温度を一定に保てる「閉鎖型」になっている。

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  • 築地市場内の外観
  • 豊洲市場の外観
  • 外国人観光客らが見学する築地市場の冷凍マグロ競り場
  • 豊洲市場の見学デッキから見た水産卸売場
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