2018.10.7 09:37

幸子米、山古志小から長岡うまい米コンテストに出品/芸能ショナイ業務話

幸子米、山古志小から長岡うまい米コンテストに出品/芸能ショナイ業務話

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「小林幸子田」で収穫した「幸子米」の脱穀作業を行った歌手の小林幸子(中央)。左はNGT48の本間日陽、右は日下部愛菜

「小林幸子田」で収穫した「幸子米」の脱穀作業を行った歌手の小林幸子(中央)。左はNGT48の本間日陽、右は日下部愛菜【拡大】

 お米のおいしさをしみじみ味わう機会に恵まれた。ふんわりとした舌ざわりと口の中いっぱいに広がる甘み…。小高い山々に囲まれ空気の澄んだ田んぼで、作りたてのおにぎりはことのほかおいしかったし、お米を作る人の深い愛情を感じた。

 今月4日、歌手、小林幸子(64)に同行し彼女の故郷・米どころ新潟県に向かった。2004年10月23日の新潟県中越地震で被災した長岡市山古志地域(旧・山古志村)にある「小林幸子田」で翌5日、小林自ら行ったコシヒカリ「幸子米」の脱穀作業を取材。今年は地元のアイドルグループ、NGT48から本間日陽(ひなた、18)と日下部愛菜(あいな、16)も初参加した。

 死者68人を出し、震災当時、身動きのできなくなった牛も防災ヘリコプターにつるり上げられ避難した光景をテレビで思い出す人も多いに違いない。あれから14年。小林は震災の2年後から、地元民や小学生の協力を仰ぎながら稲作を続け、被災地や関係者に配るなど復興支援を続けてきた。

 今年も米俵3つ(約200キロ)と少ない収穫ながら、小林は「いいお米ができました。ホッとしています」と柔和な笑顔を見せた。今回も地元の市立山古志小の全児童22人が参加したが、全員が新潟県中越地震が起きた後に生まれた子供たちだ。

 それでも、小林は稲作が震災被害を伝え続ける自分の役目と割り切る。田植えも稲刈りも脱穀も、「体力がある限り続けたい」と宣言。囲み取材の後、報道陣も彼女を支援する農家の女性たちが作ったシャケとコンブ入りのおにぎりをそれぞれ、ご相伴にあずかった。収穫されたばかりの幸子米ではなく別の現地米だが、冒頭に書いたように心にしみいるおいしさだった。

 かくして、今年の幸子米も“幸子ファミリー”の地元農家や小学生たちの協力で誕生。実りの秋を迎える中、実は初めて「幸子米」が山古志小から「長岡うまい米コンテスト」(長岡市など主催)に出品される。今回は10周年記念大会。同市の米生産農家などが追求する「安全・安心・おいしい」長岡米の一層のレベルアップを目指すコンテストだという。

 審査に必要な玄米2キロなどを提出。最終審査は11月23日だが、「幸子米」が果たして最後まで残れるか、さらにはNO1になれるかどうか。山古志小の児童はもちろん、小林も今回、審査の行方を楽しみにしているという。(M)

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