2018.10.3 10:00

「まるで西郷どん」 記者冥利につきる西田敏行さん取材

「まるで西郷どん」 記者冥利につきる西田敏行さん取材

特集:
女子社員コラム 言わせて系

 【女子社員コラム 言わせて系】NHK大河ドラマで主演を務めた人をたずねる連載企画「大河のころ」で、西田敏行さんを取材しました。西田さんはこれまで57作品が放送された大河ドラマで出演数13を誇り、そのうち主演は4、語りは1とまさに大河ドラマの帝王です。

 しかも記憶は完璧で、1時間半に及んだ取材でもよどみなく、興味深い話を聞かせてくださいました。今回は紙面の都合で紹介できなかった部分をお伝えします。

 現在、西田さんが味のある語りで注目を集める「西郷どん」ですが、ご自身も1990年放送の「翔ぶが如く」で西郷隆盛役を好演しています。

 西田さんは役作りについて「理でいって、感じること」を基にしているそうで、「翔ぶ-」の西郷を「維新を成した西郷さんは武士道、侍を捨てられず、古いものを抱えたまま、新しいものにも挑もうとする気持ちも全部抱えて、大きい体の中に大きい矛盾も腹の中に入れたまま、逝ったんですね、向こうへ」と表現しました。

 なんとも深い言葉でした。まるで会ったことのない西郷と話している気持ちになりました。

 また大河ドラマに出演し始めたころ多忙を極めた時期があり、収録に駆け付けたものの時間の制約で、照明が落とされたことがあったそうです。

 それは民放も同様である局では午前0時になると自動的に切れる仕組みになっており、「あと1カット、1カット。間に合う? 間に合わない。そういう録り方をしていましたからね」と懐かしそうに明かしてくれました。

 役者やスタッフ、番組に携わる人たちの熱を帯びた撮影が伝わってくる話に、自然と前のめりになっていました。記者冥利に尽きる取材でした。(栗原智恵子)

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