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【関西レジェンド伝】赤井英和(4)大けが引退…映画「どついたるねん」で“現役復帰”

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赤井英和(4)大けが引退…映画「どついたるねん」で“現役復帰”

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エディ・タウンゼントさん(左)がタオルを投げ入れ、壮絶なKO負け。ボクサー生命を絶たれた

エディ・タウンゼントさん(左)がタオルを投げ入れ、壮絶なKO負け。ボクサー生命を絶たれた【拡大】

 1985(昭和60)年2月5日、大和田正春選手に7回KO負けし、意識不明に。担架で運ばれているとき、瞳孔が開いてたらしい。右急性硬膜下血腫と脳挫傷という診断だったそうです。4時間におよぶ手術を受け、奇跡的に意識を取り戻しました。病院のベッドで目を覚ましたときは、母ときょうだいが見守っていた。

 幸いなことに、後遺症もない。ただ、二度とボクシングはできないと聞かされ、なんにもなくなったなぁとぼんやり思いました。25歳で選手生命を絶たれてしまったわけです。入院中に最初の子供も授かっていたんですが…。

 3月30日に退院した後も週に1、2回は通院してリハビリ。仕事があるわけでもなく、後援者にあいさつ回りするくらいの日々。昼から酒を飲んでることも多かった。半年が経ち、母校の近大からコーチやらんかと誘っていただき、9月30日に就任しました。3年間で全国優勝を2回経験。うれし涙も流したし、やりがいもあったけど、スポットライトが当たるのは選手。僕はリングの下にいて、さみしいなとも思ってましたわ。

 そんなとき、落語家の笑福亭鶴瓶さんに、おまえの人生おもろいから本にしたらどうやと言われました。鶴瓶さんは浪速高校の先輩で、ボクサー時代からお世話になってます。そこで書いたのが自叙伝「どついたるねん」(87年6月刊行)です。これを読んでくれた阪本順治監督がぜひ映画にしたいと大阪まで会いに来てくれた。

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