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【大河のころ 西田敏行(4)】小沢一郎さんを参考にして演じた吉宗、秀吉は田中角栄さん

【大河のころ 西田敏行(4)】

小沢一郎さんを参考にして演じた吉宗、秀吉は田中角栄さん

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大河のころ
「おんな太閤記」の制作発表でガッチリ手を取り合う左から西田、佐久間、家康役のフランキー堺さん=1979年撮影

「おんな太閤記」の制作発表でガッチリ手を取り合う左から西田、佐久間、家康役のフランキー堺さん=1979年撮影【拡大】

 「八代将軍吉宗」で徳川吉宗を演じるときに参考にしたのは当時、新進党だった小沢一郎さん(76)でした。

 ぜいたくに対して税の引き締めをした吉宗と小沢さんの政策意図、政治に対する発言や新進党を作るプロセスが、権謀術数に長けていた2人の生きたさまと重なりました。

 テレビの国会中継を中学生くらいのときから見ていたんです。政治家になろうというのではなく、ドラマが垣間見られるというか、予算委員会の質問は絶妙なものがあった。タヌキとキツネのだまし合いで、大人の世界ってこういうものだと子供ながらに感じていたのかもしれません。

 吉宗は、風貌も小沢さんみたいだったのでは、と思っていたんです。肖像画が残っているのはショボショボになっちゃったおじいちゃんでしたけれど、若いときはお相撲さんと見まがわれるくらいでしたからね。がっちりした小沢さんのイメージと重なったのかもしれません。

 吉宗が小沢さんなら、1981年の「おんな太閤記」で演じた豊臣秀吉は、今太閤といわれた元首相の田中角栄さん(享年75)と重なりました。

 ねねに対する甘ったるいせりふも、角栄的にしゃべってみると、わさびが効いてくる。(声をまねて)「かわいいのう」といっても、ちょっとワンクッション置いた感じになる。「おかか」も角栄さんの声音でしゃべってみると、わりとスムーズにいくんです。流行語にも選ばれて、俺も街中でずいぶん「おかか」って声を掛けられました。

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