2018.9.19 21:03

海賊版サイト対策の有識者会議、ブロッキング法制化に異論続出 決着は先送り

海賊版サイト対策の有識者会議、ブロッキング法制化に異論続出 決着は先送り

 漫画などの海賊版サイト対策を検討する政府の有識者会議は19日、中間報告書を巡る結論を持ち越した。前回会合での素案は、強制的に見られなくする接続遮断(ブロッキング)の法制化を前提とした記述が多く、異論が続出。事務局が賛否両論の併記を中心とする修正案を示したが対立は解けず、想定されてきた19日の決着は先送りとなった。

 修正案には、合意点を先に答申した後で10月初旬に接続遮断の是非を含んだ報告書をまとめる2段階の日程案を記したが、この手順にも了承が得られなかった。改めて会合を開き、内容の再修正を議論する。

 接続遮断については「最終手段として必要な場合があり得る」とし、素案で「法制化も政策的な選択肢となり得る」としていた表現を弱めた。ただ法整備する場合の論点に触れており、通信事業者の代表ら9人が連名で意見書を出し「遮断は違憲の疑いが強く、他の手段の効果を検証するまで法制化を見合わせるべきだ」と改めて訴えた。

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