2018.9.13 12:00

5人の新真打がいざ出陣! 個性あふれる高座を見逃すな/週末エンタメ

5人の新真打がいざ出陣! 個性あふれる高座を見逃すな/週末エンタメ

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「落語協会」の新真打昇進披露会見に出席した左から駒次改め古今亭駒治、さん若改め柳家小平太、花ん謝改め柳家勧之助、たこ平改め林家たこ蔵、ちよりん改め古今亭駒子=東京・上野公園

「落語協会」の新真打昇進披露会見に出席した左から駒次改め古今亭駒治、さん若改め柳家小平太、花ん謝改め柳家勧之助、たこ平改め林家たこ蔵、ちよりん改め古今亭駒子=東京・上野公園【拡大】

 落語家、柳亭市馬(56)が会長を務める落語協会から駒次改め古今亭駒治(39)、さん若改め柳家小平太(49)、花ん謝改め柳家勧之助(36)、たこ平改め林家たこ蔵(39)、ちよりん改め古今亭駒子(45)の5人の真打が誕生する。

 東京・上野の鈴本演芸場(21~30日)を皮切りに新宿末廣亭(10月1~10日)、浅草演芸ホール(同11~20日)、池袋演芸場(同21~30日)、国立演芸場(11月1~10日)で襲名興行が行われる。

 200人超の落語家が所属する落語協会の市馬会長は「いろんな声に悩むこともあるだろうが好きで入った道。理想の芸を務められる芸人になってほしい」と背中を押した。

 今年1月に師匠の志ん駒(享年81)が死去した駒治は新作落語が得意で大好きな鉄道を取り込んだ新作落語がウリ。

 5人の中で最年長の小平太は音楽業界から34歳のときに“転職”。師匠の柳家さん喬(70)に「世の中のいろんなことを経験していたせいか、稽古をつけても物の見方が違った」。忌野清志郎のファンで落語のリズム感も抜群。小平太は「私の落語を聞いた皆さんがいい気持ちになってくれれば」と謙虚に話した。

 柳家花緑(47)門下の勧之助は「多くの人に落語をすすめられるようになりたい」と胸を張る。その姿に師匠、花緑から「後輩がしくじると一緒にきて謝る。祖父の小さんの言葉で『芸は人なり』というのがあります。彼の面倒見の良さが反映されてきたら、いい落語家になると思う」と期待を寄せた。

 師匠、林家正蔵(55)から「うちのかみさんが初めて『入れないで』と。ふにゃふにゃしていて気持ち悪かったらしい」と暴露されたのがたこ蔵。そんな言葉もどこ吹く風で「師匠のように街を歩いていても声を掛けてもらえるような落語家になりたい」とわが道をいく。

 そして、紅一点の駒子は、古今亭菊千代(62)から「私も強情ですが、輪を掛けて強情。人情味のあるはなし家になってほしい」とエール。中国、台湾、タイなど海外で定期的に高座を開いてきた駒子は「師匠の元でなければきょうの日を迎える事はできなかった」と感謝した。

 個性豊かな新真打5人の門出は見逃せない。(栗原智恵子)

  • 「落語協会」の新真打昇進披露会見に出席した(前列左から)柳亭市馬落語協会会長、駒次改め古今亭駒治、さん若改め柳家小平太、花ん謝改め柳家勧之助、たこ平改め林家たこ蔵、ちよりん改め古今亭駒子(後列左から)古今亭志ん橋、柳家さん喬、柳家花緑、林家正蔵、古今亭菊千代=東京・上野公園
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